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2023.06.29

夏と言えば蚊の季節!身の回りの生息地について

6月に入り梅雨真っ只中ですね。
雨が多く湿度も高くエアコンをフル稼働する季節が近づいてきました。
今年は電気料金の値上げもあって電気代がどうなるのか・・とても心配です。
電気代を抑えるため、窓を開けて網戸にして、風通し良く涼むことができれば良いですが、
窓を開けるとやって来るんです。この季節は。

そう、ぶ〜ん・・と羽音を耳元で鳴らし、おいしい血を求めてやって来る「蚊」です。
刺されれば痒くなり、就寝時に部屋に居れば睡眠不足を引き起こす。
もう悪魔のような存在です。

今回はそんな「蚊」をどうすれば良いのか?と対策の前に・・
対策を練るには、まずは敵を知ることから!

そもそも家の周りに蚊が居るのは何故か?と言う点を書いていきます。

蚊の生息地と習性

蚊が活発に活動する時期は?

日本でよく見る蚊は「ヒトスジシマカ」という種類で、一般的にはヤブカと呼ばれています。
活動時期は4〜10月ごろで、寒さに弱い特徴があります。
基本的には11月から2月の冬の時期は卵の状態で過ごし越冬し、暖かくなってきたタイミングで卵が孵化し始める。
孵化した幼虫は10日前後で成虫へと成長し、人の血を求めて動き始めます。

蚊が発生しやすい立地とは?

蚊は水辺に卵を産み付けるため、川や湖が近くにある立地では蚊が発生しやすい。
また、足元に生えている丈の短い下草は成虫が身を潜める絶好のポイントなので、河川敷の近くは蚊が大量に発生します。

完全に蚊が発生しない立地に住むことは難しいので、河川敷や湖などの近くを避ければ蚊に悩まされることは少なくなます。

家の周りの害虫や蚊の「発生源」を徹底的に撲滅しよう!

蚊を部屋に入れないために最初にしておきたいのが、「蚊の発生源」をなくすこと。

蚊は水の中に卵を産み、そこから増えていく。
蚊が特に好むのは腐った水だ。
バクテリアなどが発生していると、蚊の幼虫であるボウフラにとっての栄養がたくさん含まれているので、ほんの少しの水でもどんどん増えていきます。

蚊の発生源1:庭に置いたままの容器類

庭に置いたままのバケツや空いた植木鉢などに水が溜まらないように、使っていないものであれば伏せたり片付けたりしておきましょう。

スイレン鉢や鉢受けの水受け皿などは、定期的に水を捨てて対処を。
ボウフラが成虫になるまでには一週間程度かかるので、週に一回チェックできればOK。

蚊の発生源2:雨どいや、側溝

雨どいや側溝も、水が溜まり蚊が発生しやすいポイント。
ゴミや詰まりにも蚊はやってきて産卵します。
排水がスムーズにいかないところがないか、外周りもチェックしておこう。

蚊の発生源3:部屋の中

3番目にまさかの室内です。
家の中でも油断は禁物。花瓶などに古い水を入れたままにしておくと格好の蚊の発生源に。
花瓶のぬめりはバクテリアなので、蚊にとってはごちそう。
また、ペットボトルにほんの少し残った水でも、蚊は繁殖することができる。

飲み終わったペットボトルは洗ってよく水を切り、ゴミ袋にして口を縛るなど、こまめに片付けすることも蚊の対策につながるので、家に入れたくない方は今日からやりましょう。

蚊の発生源4:部排水溝や通気口

意外と見落としてしまうのが、換気口などの外と接点のある箇所だ。

通気口や排水溝、換気口愚痴は外とつながっているため、害虫の侵入経路になりやすい。
害虫対策で換気口などを塞ぐと空気の流れが滞り、室内の空気が淀んでしまうためNG。
空気の流れを遮らずに害虫の対策をするには、目の細かいネットをかぶせるといった方法が効果的だ。

また、シンクの下などの排水溝の周りに隙間がある場合がある。
小さい隙間でも虫は侵入してくるため注意が必要です。
また、キッチンには食べ物があるためゴキブリも住み着いてしまうようになる。
排水溝の隙間を埋めて、排水溝の周りを清潔に保ちましょう。

いかがでしょうか?
共通して言えるのは「水」ですね。蚊が繁殖するには水が不可欠なので、水があれば増える!
無くせば減ると言うことです。
梅雨の季節なので雨が降って水が溜まりやすく、繁殖の絶好の時期と言えます。
なかなか完全に無くすことは難しいですが、少しずつ対応していくことで蚊を遠ざける事ができますね。