４月になると厄介な虫が繁殖期を迎えます。
触ってしまったり、刺激すると警戒態勢になると強烈な匂いを発するやつです。
そう！カメムシです！
屋内に侵入した時は恐怖に襲われますよね！（泣）
今回はカメムシを家に侵入させない効果的な方法を説明します。
※見るだけでも嫌いと言う人が居るので挿絵は亀にさせて頂きました。
Contents
４月に繁殖期を迎えるカメムシの生態
対策を考えるには、まずは相手のことを知る必要があります。
カメムシの生態を知りましょう！
カメムシは３月中旬から現れ始め、４月に繁殖期に入ります。
５月は産卵期に入り為、４月下旬から５月にかけて大量発生が起きたりします。
ちなみにカメムシが大量発生する場所には条件があります。
ベランダ・家に中に大量発生する理由
カメムシが大量発生する場所としてよく聞くのが屋内とベランダです。
実はカメムシは暖かい所を好むので陽が当たるベランダ、一定の室温に守られている屋内がお気に入りなんです。例えば、ベランダに干している白シャツや肌着、シーツなどは好んでつきます。
また、干されている洗濯物は日差しによって適度な暖かさを持ち、カメムシにとっては最適な環境となるでしょう。
カメムシは集団で行動する習性があり、複数のカメムシを洗濯物に付着させてしまうことがあります。念入りにチェックしてから取り込むようにしましょう。
カメムシが大好きな観葉植物
スギやヒノキの木の実を好んで食べたり、大豆やオクラ、ピーマンなどの農作物や、ガーデニングの植物の水分を飲んだりします。そのため、家庭菜園をしている庭や近くにある畑は大量発生する可能性がある場所です。
また好みの植物があるカメムシはそこに卵を産みつけるため、さらに多くのカメムシを発生させてしまうことに発展します。
カメムシを家に侵入させない効果的な対策方法
カメムシの生態が分かった所で家に侵入させない対策方法についてです。
対策方法は至って簡単なのですぐにでも対策可能な方法ばかりです。
網戸・サッシ・玄関の隙間をなくしましょう！
カメムシが侵入する経路は隙間から侵入するのと、生態についてでも出てきましたが洗濯物を取り込む時の２つが代表的な時です。
網戸のモール（毛束）が少なくなっていたり、換気のために窓を開けた際にサッシとサッシの間に隙間ができていませんか？ちなみに窓を中途半端に開けた場合は、サッシに隙間ができているので虫が侵入しやすい状態です。カメムシ・ゴキブリは隙間が３ミリあれば侵入が可能です。
洗濯物をと入れる際は要注意！（白色は大好きな色）
洗濯を取り込む時が一番侵入する時だと思ってください。
暖かい所を好むので、ベランダ＋衣類の中はカメムシにとって別荘・リゾート地といえます。
カメムシは白色を好む修正があるので、Yシャツ・Tシャツなどは好んでくっついてきます。
（白シャツにカメムシの汁が付いた時は最悪ですよね・・・。）
ハッカ油やミントはカメムシ対策に効果的
ハッカ油・ミントを嫌う習性があります。
室内にハッカ・ミントのディフューザーを焚くのもカメムシ対策になります。
ちなみに「ハッカ」はミントの和名で、「ミント」を精油したものがハッカ油です。
網戸用防虫スプレーを吹きかける
市販されている網戸用防虫スプレーを網戸に吹きかけておきましょう。
基本的に防虫スプレーは事前に何回も重ねて吹きかけておくことをお勧めします。
理由は殺虫剤と違って持続性がイマイチなので、一定期間が経つと効果がなくなってしまいます。
個人的に網戸に殺虫剤を吹きかけましたが、全く防虫効果はなかった気がします。
揮発性が高いからなのか、数時間で消えてしまった感じがしました。
いかがだったでしょうか？
基本的に昆虫なので虫対策は一般的な方法と同じなのですが、暖かい所が好き、白色を好むなどカメムシ特有の習性を知っておけば、対策・警戒が可能になります。
大量発生する場所は毎年同じところのケースが多いので、越冬時期でカメムシが少なくなる時期に、事前に対策しておけば、翌年から発生を抑えることができます。