皆さんこんにちは、愛知県稲沢市の田畑建設です!
朝、夕方が寒くなってきました。
川沿いに秋の訪れを知らせる稲科の植物「オヒシバ」が一気に伸びています。
犬を飼っている方はオヒシバがすごく嫌いなのではないでしょうか?
(すごくマニアックな話ですね(汗))
季節は秋真っ只中というわけです!
さて、暗くなるのも早くなり、寒くなってくると・・・そろそろ冬に向けて衣替えやストーブを準備すなきゃ!となりますね。
特に冷え性の方は今頃から靴下が手放せなくなってきます。
冷え性の方々の天敵・・「コールドドラフト現象」への対策について今回は書いていきます!
(すごい名前ですよね。)
コールドドラフト現象ってなに?
コールドドラフト現象って・・名前がすごいですよね。
コールドドラフト現象とは、冷たい空気は下に、暖かい空気は上に行く性質によって引き起こされる現象を言います。
暖房などで暖められたお部屋の空気は上にいき、窓で冷やされた冷たい空気が床の方に降りてきます。
これにより、暖房をつけていても寒いと感じたり、顔だけが熱くなってしまうのです。
暖房を点けていても、いつまで経っても暖かくならない!
足元が寒くてたまらない!
そんな時はコールドドラフト現象が起こっているわけです。
電気代、燃料代が高騰しているので、コールドドラフト現象を解決しないと出費も増加してしまいます。(汗)
大人よりも背が低い、子どもやペットは床の寒さがダイレクトに伝わるので、床回りの寒さ対策も忘れずに行っていきましょう!
ここから、足元をスースーさせるコールドドラフト現象対策を説明します!
窓ガラスの冷えを防ぐ
先ほど説明した通り、熱の出入りが一番多いのは『窓』です。
なので、まずは窓の寒さ対策を行っていきましょう。
窓の断熱対策としては、
★窓を複層ガラスにする
★窓サッシを樹脂素材にする
★窓専用ヒーターを設置する
などが挙げられますが・・・どれも大がかりになってしまいますよね。
断熱・保温カーテンなど、断熱性の高い窓周りアイテムなら、窓に施工するよりも手軽に取り付けできます。
窓から熱が出入りしないよう、断熱性の高い窓回りアイテムを導入しましょう。
床の寒さ対策をする
コールドドラフト現象を抑えるには、窓を冷やさないことと、床を温めること両方が必要です。
足元を温めるヒーターを活用する、床暖房を設置するなど方法はたくさんありますね。
特にマンションや築年数が立っている住宅などに多い合板のフローリングは断熱性が低く、窓の冷たさだけでなく床下からの冷気も伝わってきます。
床のひんやり感を解消したいときは、ラグやカーペットなど繊維製品を床に敷きましょう。
サーキュレーターを使って空気を循環させる
サーキュレーターって夏に使用するイメージなんだけど?って思いませんか。
暖房と併用するのであれば、サーキュレーターを活用するのもおすすめです。
サーキュレーターは英語の『Circulate(循環させる)』が語源となっている通り、お部屋の空気を循環させるためのものです。
天井に向かって風を送って、上にたまった暖かい空気を部屋全体に循環させましょう。
室内の温度差が減ることで、暖房効率アップできます。
年中通して、賢く活用したいものですね。
室内を加湿する
湿度と体感温度は密接に関係しています。
一説によると、湿度が15%アップすると体感温度は1度上がるそうです。
(熱帯地方って湿度が高いから体感温度も上がるのかもしれませんね・・。)
冬場は湿度が低い上に、暖房器具を活用するのでお部屋が乾燥しがちです。
乾燥対策、風邪などの対策として加湿器を使用する事が多いと思いますが、まさか暖房効果をサポートしてるなんてびっくりですよね。
洗濯ものをお部屋で干したり、加湿器を活用してほどよく湿度を保ちましょう。
湿度が60%以上になるとカビやダニが発生しやすくなります。30~40%を目安に加湿してください。
このほかにもインテリアグッズを使用してコールドドラフト対策を行う方法もありますが、まずは比較的、出費が少なくすぐに対策ができる方法を紹介してみました!
11月、12月と一気に寒くなっていく時期です。
寒くなって動きたくなくなる前に準備を進めましょう!